セミナー当日は、電機・金属・輸送機器・窯業・化学・食品等、様々な業界の設備管理責任者、設備保全担当の方々にご受講頂きました。


設備保全業務をされている方からは
・設備を有効に使用して生産の効率を上げたい
・設備トラブルで生産が頻繁に混乱している
・保全業務は行っているが、まとまった効果が表れない
・事後保全だけの取り組みになっている
・保全業務体制をこれから構築していく
という声をよく伺います。
近年の設備保全を取り巻く環境として、生産設備の自動化が加速、また製品の短リードタイム要求の増大により設備の故障発生による企業収益への影響は甚大で、設備を停止させない高度の保全技術が不可欠になってきています。設備構成が複雑化しているため、トラブルの影響も大きくなってきており、設備保全の必要性が高まる一方です。今回のセミナーでは、設備能力を100%発揮するための予防保全活動・事後保全活動それぞれのポイントを演習や事例を交えながら解説しました。
予防保全活動では、TBM(時間基準保全)とCBM(状態基準保全)という考え方があり、設備が安定してその性能を発揮しているときに不要なメンテナンスを施すのではなく、必要な時に実施するために、CBMで異常の兆候をいち早く発見する必要があります。
事後保全活動では、設備停止時間を短縮していくことが必要ですが、保全時間を一括りにしてみてしまうと問題点を明確にすることができず、設備停止時間短縮に向けた対策をとることができません。復旧までにかかる時間を分類することで、用途に応じた対策をとっていくことが重要です。
セミナー終了後には講師へ質問に来られた方も多く、アンケートでも高い評価をいただきました。
このように、アステックセミナーでは理論だけでなく実践的な改善手法を解説しますので、今後ともご活用くださいますようお願いいたします。
・経営トップセミナー『キャッシュフロー工場改革』
6月7日(木)大阪会場(グランフロント大阪)
6月14日(木)東京会場(世界貿易センタービル)
・工場長セミナー『間違いだらけの工場改善』
5月24日(木)大阪会場(グランフロント大阪)
5月29日(火)東京会場(世界貿易センタービル)
・技術セミナー『4ステップ生産改革』
4月6日(金)大阪会場
4月13日(金)東京会場(両会場共にアステックセミナールーム)
・技術セミナー『強い管理職への変わり方』
4月17日(火)大阪会場
4月24日(火)東京会場(両会場共にアステックセミナールーム)
・技術セミナー『機械加工職場の生産性向上』
7月6日(金)大阪会場
7月10日(火)東京会場(両会場共にアステックセミナールーム)
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