両会場共に、機械・食品・化学・繊維・電機など広範な業界から、大勢の皆様に受講いただきました。
そしてこの度、大阪開催におきましては、本来9月4日(火)の開催を予定しておりましたが、台風の影響により急遽開催中止とさせていただき、振替日として25日(火)に開催をさせて頂きました。
大阪開催にご参加予定であった皆様に於かれましては、日程変更をお願いする形となりましたこと、深くお詫びすると共に、当日は多数様のご参加をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
本セミナーでは、同タイトルの書籍の著者でもある弊社代表取締役社長の岩室 宏が講師を務め、大局的な見地から日頃の実践コンサルティングでの具体的な事例に至るまで解り易い解説を行ないました。
冒頭、講師から日本の風土である和の精神や思いやり、恥の文化、技術礼賛から派生するお客様は神様の意識、品質第一主義、良いものを作れば売れるという日本的価値観は本当に正しいのかとい問いかけがありました。その結果、絶対品質を維持する為にかかるコストや顧客の要望に忠実に対応する事による必要以上の多品種化に陥っていることを直視しない現実を指摘しました。


そして、製造・品質・設計、調達それぞれの面からのコストダウンアプローチの手法について、具体的な事例を交えながら「一気通貫生産方式」をベースに解説を行い、さらに人材育成の重要性に触れた項では昨今話題になっている「働き方改革」をベースに解説を致しました。
最後に、受講された皆様より、「自社で現在問題になっている内容とマッチしていたので興味深く聴く事ができてよかった」「今回の研修を受けて、当社として何が不足しているか再度社内で検討したい」「AI・IoTへの取組みによるコンサルティングなどは考えられますか?」など、多数のご意見・ご感想を頂戴いたしました。
今後のアステックセミナーは、
<トップセミナー>
11月『キャッシュフロー工場改革』
12月『中小企業の生き残り戦略』
<技術セミナー>
10月『生産スケジューラ100%活用術』
2019年1月『儲かる食品工場の人員管理術』
以上のテーマを予定しております。
詳細は、下記URLをご参照ください。
http://www.ast-c.co.jp/seminar/index.html
アステックコンサルティングでは、このように実践コンサルティングを通じて改善成果を挙げた手法を多くの企業様で活用いただける様に具体的に解説しています。